着心地を左右する大事な要素です。
どの仕様においてもメリット、デメリットがございますので、お誂えされる上で参考にしてみて下さい。
①総裏
生地を保護する上では最も適した仕様です。インナーとの摩擦を滑らかにし、着心地も最も良い仕様ですが、その分重量も重くなり夏場は湿度が上がります。
②背抜き
生地全面を保護できませんが、背中の裏地が無い分少し軽量で、生地によって夏場は少し涼しく感じられます。
③半裏
生地全面を保護できませんが、背抜きに比べてさらに軽くなります。生地によっては夏場はとても爽やかに感じられます。
④アンコン仕上げ
スポーティな仕上がりになり快活で動きやすい反面、汚れや摩擦などのダメージがダイレクトに生地に伝わります。
色柄も豊富に取り揃えておりますので、オリジナルの1着をお誂えください。
お台場仕立て(Option)
現在の既製品でも多く見られる仕様です。
ポケット周辺にのみ表地を使い、本台場に比べ簡易的ですがスッキリとした印象です。
本台場仕立て(Option)
裏地交換をする際に、ポケットまで変更しなくてもよいとの工夫からできた仕上げです。
見返し部分の脇下辺りまで表地が回り込みます。
既製品では見られにくい仕様ですので、オーダースーツ特有の仕上がりと言えるでしょう。