『「新版」男の服装術〜スーツの着こなしから靴の手入れまで』
株式会社PHP研究所発行(2004年)
落合正勝著(敬称略)
服飾評論家。『クラシコイタリア』という言葉を日本に定着させた第一人者。紳士服の最もエレガントな着こなしとはクラッシックスタイルであるとのスタンスから、スーツ選びやディテールはもちろんのこと、シャツやアクセサリー、革靴などの選び方や手入れの方法など、メンズスーツスタイルの基本的な『佇まい』(在り方)が学べる一書です。
2006年に亡くなられるまで、落合先生の著書は他にも多数残されています。『ファッションとは流行ばかりを追うのではなく、クラッシックな中にこそ普遍性がある』との氏の主張には共感致します。