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スーツの品格をあげるあのアイテム②〜ポイントと注意点

2019/03/11 スーツの品格をあげるあのアイテム②〜ポイントと注意点
前回の記事で、品格をあげるアイテムとしてブレーシーズをご紹介させていただいた。まずは、ブレーシーズそのものと歴史的な流れを記している。男性の装いは種類が少なく、トレンドのふり幅も限定的。襟の大きさや全体的なシルエット、ネクタイの柄や機能的なルーツなど、歴史的な流れのなかで生まれたディテールが、微妙にモダナイズされて取り入れられることが多い。私も若い頃はあまりこういったことは気にしなく、服として面白ければいいという感覚で自由に着てきた。現在もそういった一面はあり、一人でいる時は結構好き勝手に自由に着ている。偏ることが生来からできないがゆえの自身の特性である。


人生の折り返し地点を過ぎ、個人向けスタイリストとして独立するにあたって、男性のスタイリングに必要不可欠なスーツスタイルのルーツと、組み合わせの基本などは学んでおかなければならないと思ったのだ。洋服に無頓着な方はさておき、ブランディングの必要性を感じている御仁には、装う上で重要なポイントになることは間違いないのである。また、学びのある方は上達も著しく早い。そういった面がビジネスにおいても発揮されるのであろうと、日々感じている。


ファッションは2面性がある。『アート』的側面と、『機能』的側面。わかりやすく言えばアートは自己表現としての装い。機能とは日常生活と調和に基づいた装い。男性のスーツスタイルは、機能的であり、ファッション的要素は必要ない部分も有る。基本に基づいて装うことが第一義。それができた上で、個性や自己表現をシーンによって表現していくのが『粋』な男だと私は考える。基本に基づくということは、ルーツを学ぶことであり、それは普遍的なクラッシックの要素なのである。


ブレーシーズのポイントと注意点

◎品格を高める合わせるパンツのポイント3点◎

何でもいいという方もいらっしゃるだろう。確かにどのパンツに合わせてもいい。もとより50年代まではカジュアルウエアでさえ、吊っていたのだから合わないはずがない。ただ品格をあげるという条件がつけば、自ずと選択範囲は限られてくる。以下に3点まとめてみる。



  1. ゆとりのあるトラウザーズ
  2. ウエスト位置は高めのもの
  3. タックやプレスがしっかり効いている




①ゆとりのあるトラウザーズ
間違えてはならないのはサイズである。ダボダボブカブカのサイズの大きいものではダメ。あくまでもウエスト、ヒップ、丈の3拍子がしっかりと身体に合っていることが大前提。シルエットは腰回りにゆとりのあるテーパードパンツなどが、美しいシルエットを描き出す。細めの股上の浅いパンツには、そもそもブレーシーズを必要とせずともずり落ちない。②のケースと併せて読んでみるといい。



②ウエスト位置は高めのもの
最近はベルトループの無い、ブレーシーズ専用の股上の深いパンツもショップに並んでいる。股上の浅いパンツは、概して細身のパンツのディテールとして取り入れられることが多い。上記の理由と併せて鑑みてもブレーシーズ自体の効能は、品格をあげる効能としては発揮しづらい。ストリートスタイルでもたまに見かけるが、ファッショナブルではあるが少し子供っぽい印象として映るので、選ぶにはもうひと工夫必要。


③タックやプレスがしっかり効いている
タック入りのパンツは縦のシルエットが美しく映える。ノータックのプレーンなものでも、プレスさえしっかり効いていればその効能を発揮できる。綿素材のチノでもきれいにアイロニングできていれば、少しカジュアルな雰囲気に品格をプラスできるのでオススメの要素である。


◎選ぶ時と着用時の5つの注意点◎

慣れるまでは少し違和感があるかも知れないが、着脱時、着用時の注意点も記しておく。これを意識するだけで、洋服の持ち自体も変わってくる。
  1. クリップ型はなるべく避ける
  2. 履く前に付ける
  3. 小用の時は肩から下げて
  4. 華美なものは避ける
  5. 腰痛持ちの方はベルトで
①クリップ型はなるべく避ける
クリップ型はパンツにボタンを付ける手間が省けるが、著しく生地を傷めることになる。トラウザーズに付ける場合はボタン型にしておくこと。ボタンは後付けできるので、購入したブレーシーズ用に、お直しなどでボタンを取り付けてもらうのがいい。


②履く前に付ける
脱いだ後はハンガーに吊るして保管するが、ブレーシーズは必ず外す。ボタンの縫い目の損傷を防ぎ、ハンガーに吊るした際のブレーシーズの重力で、型崩れを防ぐためでもある。


③小用の時は肩から下げて
ジッパータイプとボタンフロント(フロントボタン式)かかわらず、小用を足すときはトラウザーズを下げる。横着をして肩から抜かずに用を足すと、ブレーシーズ自体の伸縮性やトラウザーズとの接続部への損傷の原因となる。ジッパーだけを開けて局部だけを出して小用を足す場合は、尿道が圧迫されて用足し後のしまい込み時に、思わぬ残尿でトラウザーズを汚しかねないケースもある。いかなる時も横着をしない。


④華美なものはさける
基本的に無地のモノが使いやすいが、オススメはストライプやペイズリー柄など。色のコントラストが激しいものよりも、シックで落ち着いたものを選ぶ方がコーディネイトに迷わない。白や黒でもいいが少し堅めの印象になってしまう。柄の奇抜なものも、却って子供っぽい印象になるので要注意。


⑤腰痛持ちの方はベルトで
肩に負担がかかるので、慢性的に腰痛がひどい方はオススメしない。またベルトの利点として、腹筋の役割を果たすという点もあるため、ひどいようならばベルトで構わない。もし付けるならコルセットを巻き、少し緩めに吊るすなどがオススメの着用法。


◎ブレーシーズが似合う体型と品格をもたらす最たる理由◎

体型に曲線がある方は特に美しく映える。胸板や肩幅がある方はもちろんだが、腹部に貫禄がある方もまた映える。30代後半から40代、50代は特に体のラインが大きく崩れてくる年齢。だからこそ、貫禄と品格がそのシルエットの美しさからにじみ出てくる。生地感のいいものであれば、尚更美しいドレープを下半身に描き出す。以前の記事にも書いたが、特性を活かす装いとはこのこと。誰もが美しいモデルのような体型であれば、モデルという概念も存在しない。それぞれの持つ特有の美しさを、表現すればいいのだ。


最後になったが、品格をあげる理由は外見上のシルエットの美しさだけではなく、身に付けた時に自然と背筋が伸びるのである。肩を支点にして背中と胸板に這う感覚。ベルトが登場するまで、トラウザーズは『肩』で吊るという概念があった。ジャケットも肩(背中や胸)、トラウザーズも肩。社会的に立場がある方なら、その双肩に責任をも背負う。その背筋をしっかりと、最も美しくあるべき姿勢に保つのが『ブレーシーズ』といっても過言ではない。


この身が引き締まる感覚は、着用したものにしかわからない。カジュアルにデニムなどに合わせてアクセサリー代わりでもいいが、私がオススメしたいのは品格をあげるためのこの着方なのだ。

〜終

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