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スタイルに立体感を出す工夫〜トラウザーズ編①

2019/03/14
スタイルに立体感を出す工夫〜トラウザーズ編①

さて、今回はトラウザーズ(パンツ)に特化した内容。前回の品格をあげるアイテム『ブレーシーズ』と併せて、ご覧いただきたい。その際にタック入りトラウザーズをオススメしたのだが、もう一歩深く記していこう。

 

 

タック入りトラウザーズはご存知の通り、パンツの腰回りに入った折り込みのこと。コサック兵の軍服にそのルーツがある。18世紀後半にその機能性の高さから、スポーツウェアに取り入れられ、一般的なトラウザーズに採用されたのは、1920年代後半と言われている。左右に1対もしくは2対入れるのが通例。もちろん入れれば入れる程ゆとりが生まれ、機能性も高くなる。ウエストに対して、ヒップが大きい方には特に好まれるディテールだ。

 

 

1930年代〜50年代、80年代のゆったりとしたシルエットが流行した時代によく見られる一方、60年代〜70年代の細身のシルエットが流行した時代には、あまり見受けられない。現代ではクラッシック回帰の流れもあり、ショップに並ぶことも多くなっている。腰回りはゆったりとしながら、裾に向けて細くなっていく『テーパード』シルエットは、体型も補正できる効果もあるので、体型が崩れ始める40代以降の男性方には是非とも取り入れていただきたい。


スタイルに立体感を出す工夫〜トラウザーズ編①

◎2種類のプリーツと特性◎

洋服が好きな方であればご存知であろう。

プリーツは2種類ある。折り込みが深ければ深いほどゆとりが大きく生まれ、ドレープも縦に深くなり、立体感も大きく映る。では、それぞれの特性を見てみよう。(ヒップやまれに前方に入っているダーツは今回は省く。)

 

①リバースプリーツ(アウトタックプリーツ)

おそらく一般的に皆さんがご存知であるのがこちら。

腹部から背面に向かって折り込まれているのがわかるだろう。

こちらは80年代のもの。made in England。タックは浅めで2対。珍しく股上の浅いものに付いている。

テーパードシルエットには変わりないのだが、股上の浅さと折り込みの浅さゆえ、着用感は少し細く感じる。こちらのリバースプリーツは、ブレーシーズで吊った時に多少のずり落ちがあったり、少し太ったとしてもシルエットが崩れにくいのが特徴。ベルトループ付きのもの。

 

②フォワードプリーツ(インタックプリーツ)

こちらは背面から腹部に向かって折り込まれている。折り込み幅も股上も深く、しっかりと立体感が出ている。こちらは30年代の、ビスポークの聖地サヴィルロウのGIEVES社製のもの。made in England。現在ではあまり見られないデザインだが、イギリスでは現在でも主流。クラッシック回帰の流れで稀に見られるデザインだが、太ってサイズ感が変わるとプリーツが開いてしまい、シルエットが大幅に崩れてしまうのが難点。ただ、ブレーシーズを付けるときは最も美しく映える意匠。ベルトループ無しでクラッシック。ともにヴィンテージ。

 

 


◎オススメはどちらか◎

現在主流となっているリバースプリーツから入ってみてはどうだろう。1対2対は好みによって選べばいい。ポイントは、股上が深く折り込みも深めのものを選ぶと、着用時の立体感に大きく変化が出るので、注意するならばその辺りか。

 

個人的にはリバースプリーツの方を好んでいる。理由は体型維持への意識も芽生えるためである。太っていてもサイズさえしっかり合ったものを選べば、プリーツの縦のラインが身体を補正すると同時に、あなたにしかない品格と貫禄をプラスする。是非ブレーシーズと併せて装っていただきたい。こちらは、パターンオーダーで作ったスーツのトラウザーズ。

 

できればブレーシーズ専用のベルトレスで履けるものが一番ベスト。

ウエスト周りをスッキリさせられる効果もあり、クラッシックな印象が出る。『クラッシック』とは語源の通り、『一流』を指す。装いから変えていくことは可能だし、まずは今までのあなたより『一流』になればいい。

 

 

〜終

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