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永遠の定番アイビースタイル〜日本のTPOのルーツ

2019/03/24 永遠の定番アイビースタイル〜日本のTPOのルーツ

洋服が好きな方ならば、一度は聞いたことがあるアイビースタイル。私も洋服が好きになり、父親との会話の中で聞いたのが初めてだった。

1948年生まれの父は昨年70歳を迎えた。結婚するまでの父は、私同様やはり洋服が好きだったこともあり、1960年代当時に流行したアイビースタイルにどっぷりはまった一人である。ジャケットは『VAN』、靴は『REGAL』とよく言っていたものだ。


そんな父も結婚してからは、私を育てるのに必死で好きだった洋服を封印した。20年近く前に、着なくなったからといい『VAN』の3つボタンの3ピースと、同じく『VAN』のステンカラーのコートをもらい受けるはずだったが、なにせ細すぎて入らなかった。



当時ガリガリだった私でも入らないとは、いったいどういう身体をしてたんだと思いながら、泣く泣く処分したのもいい思い出。※後述する『ヴァンジャケット』が『VAN』のこと


昨年父からもらったツイードの千鳥格子のジャケットも当時のもの。入るのだが私の方が体躯が大きく、丈が短すぎた。だが敢えて処分せず事務所に置いている。今は元気だがいずれ形見となるのかも知れない。


永遠の定番アイビースタイル〜日本のTPOのルーツ

◎『Ivyとは』◎

『Ivy』とは『つた』のことである。アメリカ東部の有名私立大大学8校をアイビー大学と呼ぶのは、各年度の卒業生が卒業記念にアイビーを植え、それが長期間育つうちに校舎のほとんどがアイビーに覆われた荘厳な景観となっていることから。

 

 

アイビー大学の卒業生は、全米から選りすぐられた超エリートたち。将来アメリカ社会のリーダーとなる、彼らに尊敬を込めてアイビーボーイと呼ぶようになったのだそうだ。彼らの共通点は保守的で、伝統を好み、英国のジェントルマンの装いを彼らなりにアレンジし、長年の間に独自のファッションスタイルを作り上げたこと。それがアイビースタイルとして定着したという経緯がある。

 

 

日本に流入したのは60年代から。その火付け役となったのが、現在でも発刊されているファッション雑誌『MEN'S CLUB』と『ヴァンジャケット』代表だった石津謙介氏。50年代にアイビーリーグの学生たちやOBで流行していたスタイルを、『アイビールック』と称して日本に紹介したのが始まり。アメリカでは60年代後半にヒッピースタイルが流行すると次第に衰退し、その影響によるものか日本でも70年代後半に、『ヴァンジャケット』は事実上の倒産となっている。しかしながら熱烈なファンが多いのも事実であり、この間に発売されたアイテムなどはコレクターもいらっしゃるほど。




◎TPOとは◎

アメブロのブログの方でも触れたが、日本に洋服が流入しはじめたのは幕末から、明治新政府樹立に到るまでの1860年代後半から。西欧諸国に追いつけ追い越せと言わんばかりの勢いだったが、一般庶民に広まるまでには年月を要した。しかも洋服そのものに込められたアイデンティティの表現や、他者へのおもてなしといった概念までは浸透せず、形式のみが独り歩きしていた時代だった。もちろんTPOという概念も無かった時代。

 

TPOとは何か

T=『Time』(時間)

P=『Place』(場所)

O=『Occasion』『Oppotunity』(場所、目的)

 

現代社会においては、装いだけでなくビジネスマナーなどにも取り入れられ、社会人の基本的な概念として用いられている。装いについては、更にそれを進化させた独自の理論を提唱されている業界の第一人者がいらっしゃる。特に装いの本質に疎い日本人は大いに学ぶべきである。




◎基本的なの装いのルーツ◎

このTPOという概念が形作られたのが、アイビールックの流行した60年代であり、『ヴァンジャケット』創始者の石津謙介氏なのである。TPOという言葉の他に、『カジュアル』『Tシャツ』『トレーナー』などの言葉も氏が広めたとされるのには驚きだった。この点については父は教えてはくれなかったので、自身で学んでいくしかなかった。

 

 

具体的にどのようなスタイルがアイビースタイルなのかということは、私がブログでまとめるよりもビジュアルから入れた方が早いが、最近のトレンドでもある紺のブレザーや、ボタンダウンシャツ。綿のチノパンに革のローファーなどがいい一例。(ローファーは英国ではカジュアルの位置づけだが、米国ではフォーマルでも可)

 

 

スーツスタイルはもとより、普段着としてのカジュアルスタイルやスポーツスタイル、趣味や寛ぐためのラウンジスタイルまで、細かく彼らのルーツである英国調にアレンジを加えてあるのが興味深い。全てを現代にそのままマネをするのは文化的な違いもあり、いささか難しいところでもあるが、彼らが大切にしているマインドは、古きよきものを大事にする精神。洋服はもとより調度品や、家具など到るところにまで、先祖代々の伝統を重んじる。こういった精神も英国ジェントルマンにルーツをもつゆえんなのだろうか。

 

 

彼らのライフスタイルなどの詳細は、本ブログでは紙面も少ないため割愛させていただく。そういった内容が全てまとめられているマスターバイブルなる書籍があるので、ご紹介させていただこう。加えて、私のスタイリング事例をひとつと、男性の装いに必要なマインドや習慣をまとめて下さっている書籍も併せてご紹介したい。




◎アイビースタイル事例◎

【Jacket】60’s Vintage made in USA

【Cardigan】60’s Vintage Unknown

【B.D.Shirts】Brooks Brothers

【Tie】ORIHICA

【Denim】Onomichi Denim Project

【Socks】Pantherella

【Shoes】Florsheim

 

ジャケットとカーディガンは60年代当時のもの。襟は小ぶりだが、3つボタンと長めの着丈、フラップ付きのパッチポケットに、前合わせはスポーティな丸みを帯びている。シルエットはアメトラ特有のボックスシルエット。カーデガンはタグなどが無く、詳細の判別は不明だがシャリ感のあるウール。袖やヘムにもリブがあり、しっかりと身体にフィットするが、柔らかくしなやか。シャツは老舗のBrooks。しっかりとしたオックス生地にブロックチェック。タイは営業マン時代のもの。写真では見えづらいが、茶色に様々な色のネップが編まれてある。デニムは広島は尾道で購入した Onomichi denim のもの。LevisやLeeでなくてもいい。私の下半身には少し合いにくいからだ。(これまでもVintageの国産デニムが多かった…)靴はこれも老舗Florsheimのもの。フォルムは英国のものよりも丸みのある柔らかい形状で、スウェードも堅すぎず柔らかすぎずドレスカジュアルには使いやすい。靴下は英国製のPantherella。地味目のアイビースタイルに色どりを加えるなら足元で。

 

デニムはかなり色落ちしてきているが、ちょっとした外出などには固すぎず崩し過ぎないカジュアルスタイル。

もう少しドレスアップするなら、パンツをプレスの利いたチノやトラウザーズで、靴を表革に変えるといい。

スウェットやジャージではなく、少し工夫するだけで普段着にも品が出る。




◎書籍紹介◎

アイビースタイルのバイブル    

『絵本アイビー図鑑』

著:穂積和夫

出版:万来舎

『絵本アイビーボーイ図鑑』

『絵本アイビーギャル図鑑』

 に続く第三弾。

 日本のトラディショナルである、

 着物スタイルが加えられている。

 私は1980年発刊の初版を保持。

 全てがイラストで学べるので、

 文字が苦手な方でも楽しめる。





パーソナルスタイリスト創始者の著書

『チャンスをつかむ男の服の習慣』

著:政近準子

出版:中経出版

日本にパーソナルスタイリストという

職業を持ち込まれた第一人者。

TPOという基礎概念に

Person(人)

Social(社会)

を加えたTPPOSを提唱されている。

洋服のシーン別コーディネイトや、

手入れや保管、マインドに到るまで。

詳細が学べる素晴らしい書籍。

 

(敬称略)




◎まとめ◎

独立して間もない私だが、ただ着るだけでなく日々学んでいるところだ。実際に書籍を読んで知識に蓄えることは誰にでも可能。実際に装ってみて、行動してみなければ身についていかない。

 

 

口だけ、知っているだけの人間は私の周囲にもいた。自己投資の重要性も重々分かっている。だが実際に行動しないのは、何の説得力もない薄っぺらなものにしか見えない。それが判ってしまってからは、私は行動を一変させた。自己投資を惜しまずに続け、人間的に成長する人間のみとしか付き合わないようになった。

 

 

そういった方々はやはり、装いに対する意識も全く違う。段階的ではあれ、確実に輝いて行くのをこの目で見てきたのだ。どういう人生を選ぶかはその人それぞれ。これまで我慢に我慢を続け、希望としていないことに仕方なく時間を費やし、何かあったら自己否定、環境のせいにする。そういう人生ではなく、全てを180度変えてここまで来た。昨日参加したセミナーで、過去最高額の講座に申し込んだ。目に見えない商品だが、自分の可能性を開発するのに申し分ない内容だと肌で感じたからである。その時の私のスタイルは自分のオーラカラーそのものを宿したもの。チャンスをつかむための私の洋服であり、引き寄せたことは言うまでもない。


〜終

 

 

 

 

 

 

 

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